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私の仕事は縁の下の力持ち、スタッフが働きがいを感じる環境づくりを目指したい

手術室 師長 小林亜紀子

師長になり約半年が過ぎましたが、振り返ると主任時代はマネジメントの視点が少なかったことに気づかされました。現場において、知識や技術で引っ張っていくことがリーダーシップであるという視点で仕事に取り組んでいたことがわかりました。今、スタッフと面談をする中で、一人ひとりがこれまでとても真摯に看護に取り組んでいたことを認識できました。そして、それぞれが自分自身の将来のビジョンを持っていることに驚かされました。私たち手術室は、特殊な部署でベテランの看護師もたくさんいます。そんな中で、若い看護師がチームに加わってきて、目標を掲げ、課題を認識して、自分ができているかどうかもしっかり理解して看護に取り組んでいる姿を見ることができ、もっと良いところを見つけていきたいという気持ちにさせられました。ある看護師の話ですが、これまでのキャリアでは少し足踏みをしていたようですが、よくよく話を聴いてみると、本人なりに様々なことを考えていました。教育担当者の支援を受け、自分の足りないところをしっかりと把握でき、それを前向きに捉えてもらうことで順調に成長してきました。今では足踏みしていた時間さえも、自分に必要な時間であったと受け止められるようになりました。管理者の研修で、私の仕事は縁の下の力持ち、スタッフが働きがいを感じ、職業人、専門職として成長できる環境づくりであることを学びましたが、まさにそうだと実感しているところです。

スタッフが安心して看護ができるように、「よく見て、よく聴いて、よく話す」を心掛けていきたい

私が、師長として大切にしていること、そして目指す看護師長像は、「よく見て、よく聴いて、よく話す看護師長」です。実は、ロールモデルがあります。元上司ですが、その部署で行われている看護業務の経験は全くありませんでしたが、赴任されてしばらくすると私たちの職場に笑顔が増え、団結心が強まり、一気に明るい職場に変わりました。ご自分の問題点もさらけ出して、スタッフ一人ひとりに関心を持ち、リーダーとして部署のビジョンを示し、それが伝わるまでしっかりと伝える姿に憧れさえ感じました。その師長が、実践されていたのがよく見て、よく聴いて、よく話すということでした。スタッフが安心して自分の力を発揮するためには、スタッフが抱える様々な事情を知らないといけないと思います。そのためにも、広い視点で一人ひとりの動きをよく見て、スタッフの気持ちに深く理解するためによく聴くということを心掛けています。そして、師長である私が何を考えているのかが理解できないと安心して仕事に向き合えないと思うので、よく話し、私が考えていることが伝わるように工夫しています。これらを基本して、スタッフが安心して働けるようにしていくことが私の使命だと考えています。

それぞれが自分の強みを持って、お互いの良さを活かし合い、尊重し合うような職場をつくりたい

手術室はチーム活動に積極的な部署だと思います。そういった個々の積極的態度により、それぞれがもっと輝けるような職場を目指したいと思っています。自分自身のビジョンや目標を持って果敢に成長を遂げている人もいますが、まだ具体的なビジョンや目標を持ち得ていない人にも未来に希望が持てるようにその良さを引き出し、気づいてもらう機会を作っていきたいと考えています。そうして、それぞれが自分の強みを持って、お互いの良さを活かし合い、尊重し合うような職場にするのが私の目標です。手術室では、各科で担当者がいるので、担当をしているところによって扱う機械も違えば担当するドクターも違います。それだけに、一人ひとりがエキスパートとしての力の発揮が求められます。私には2人の主任が一緒に部署運営をしてくれていますが、スタッフとのコミュニケーションを積極的に取ってくれるので、現場の情報がよくわかり、課題解決にすぐ取り掛かることができるので助かっています。今後は、マネジメントをもっと勉強していきたいと思いますが、看護管理という範囲にとどまらず、様々な分野のマネジメントも学びたいと思います。最近「宇宙兄弟」というマンガを題材にしたリーダーシップの本を読みましたが、マネジメントに関する考えがスッーと入ってきました。こんな風に視野を広くして学び、スタッフがイキイキと働くことができるような部署を目指したいと思います。

病棟の運営や管理の主役である主任たちにポジティブに仕事ができるようにするのが私の仕事

看護師長 松永美香

私は、同じ病棟に属したまま主任から師長になったので、師長になった頃は、その切り替えが難しかったことを覚えています。師長になるとみんなの和の中からポンと抜け出るような感じでありました。全体を俯瞰する立場になり、どういう風にメンバーと接したらいいのかがわかりませんでした。師長の仕事に慣れるまで1年くらいはかかりました。勤務評価をした時に、主任たちにその役割を担ってもらったことが良いきっかけになりました。私は、一歩引いて、前に出過ぎないことを心掛けました。主任たちが自分の考えを話せる環境を作り、私はアドバイスをする立場という関係性が大切であることを勤務評価の時に実感できました。その後、主任たちが病棟運営の見直しをしてくれました。こちらから指示することなく率先してやってくれました。病棟運営の見直しは、現場と一緒にやらないとわからない、現場で指導しないとわからないのですが、主任たちが自主的にしてくれたことは私たちの職場にとってとても大きな力になったと思います。私が主任だった頃はそこまでしていたかなと反省するくらい有難い気持ちになりました。主任たちがポジティブに仕事ができる環境を作るのが私の仕事だと認識できるようになりました。

若手と中堅の切磋琢磨の機会をつくり、看護師が育つ環境を定着させていきたい

人材の育成については、これまでやってきたことを継続しつつも、さらにレベルアップをしていきたいと考えています。今期より新人教育がOJTとなり、教育スタッフを中心に行うことになりました。主任クラスのメンバーがそれに関わりますので、私は教育スタッフに対する教育をしていきます。また、昨年より本格的にペアで毎日の業務をしていくようになりましたので、しっかりと定着できるようにしていきたいと思います。特に、各病棟には若いスタッフが多いので、彼らにとってはまだまだわからないことが多く、この人たちを育てるという意味でも、若いスタッフと中堅のスタッフがペアになり、そこでお互いの意見を言い合いながら、いわゆる切磋琢磨できる状態になって向上し合うスタイルを定着させていきたいと思います。経験年数4年の看護師が半分以上いますので、彼らが育ってくれることで病棟の看護の質は相乗効果も生まれて向上していくと思います。教える側は教えることを通じて成長でき、若いスタッフの発想は中堅のスタッフにも影響するでしょう。そんなチャレンジを続けていきたいと考えています。

メンバーと一緒に力を合わせて、患者さんによかったと思って頂ける看護を提供し続けたい

私は、ポジティブな考えで仕事を取り組む職場をつくりたいと考えています。よくない話題を伝える時こそ要注意で、結果的に気持ちがネガティブになり、仕事が思うように進まないことは良くある話です。先にも話しましたが、私の病棟の主任たちはそういう話題でさえ、最終的にポジティブに物事を捉えるような伝え方をしてくれるので、スタッフ全体がポジティブになってきたと思います。例えば、記録を付ける時間が少なくなってきたという目に見える改善もポジティブに取り組んだ結果だと思います。そういう風土ができつつある中で、私自身も管理者としてどうあるべきかを常に考えています。やはり基本は、働く人を大切にする、一人ひとりの意見に耳を傾けることを重視することだと思います。自分の看護観としては、月並みですが、自分やスタッフが提供した看護で患者さんによかったと言ってもらえることが患者さんや自分たちにとっても良いことなんだと思います。メンバーと一緒になって、力を合わせて、患者さんによかったと思って頂ける看護を提供し続けたいと思います。

子どもの頃の自分を支えてくれた看護師の姿が自分の未来に繋がり、看護師生活をスタート

看護師 増田有紀

私は子どもの頃は病気がちで入退院を繰り返していました。入院した時にお世話になった看護師がおり、その方とは今でも年賀状のやり取りをしていますが、深い考えを学ぶこともあります。その人の後ろ姿を見ていたのかもしれないですが、中学生の頃から看護師になりたいと考え始めました。実際に看護師になりましたが、私は要領が良いわけではなく、量をこなさないとできないタイプなので、新人時代はたくさんの壁にぶち当たっていました。何事もスムーズには進まず、とにかく必死でした。しかし、辞めようと思ったことはありません。他のことを考える余裕がなかったのもありますが、根底にある看護師として頑張りたいという想いが一つひとつを乗り越えられた原動力だったと思います。2年目になってから少し仕事が楽しくなってきました。業務がスムーズに進められ、自分のペースで仕事をできるようになりました。後輩をフォローする立場になると、自分自身の仕事を振り返る機会になり、成長機会になりました。ある先輩が職場に戻って来られた時、「成長したね」と言われ、嬉しく思ったことを覚えています。

多くの患者さんの人生の過程に触れ、思いを巡らせ関わることができるのが看護師の仕事の魅力

たくさんの人たちの人生の過程に触れることができるのが看護師の仕事の魅力だと思います。自分が関わることができるだけでなくて、それぞれの人生の過程を見て、いろいろなことに思いを巡らせながら仕事をしていくことに私たちの仕事の価値があるのではないかと思っています。自分の生きてきた道しかわからないのが普通だと思いますが、看護の仕事は接する人の数だけ多くのことを知ることができる機会でもあります。つまり、私たちは患者さんの私生活にも深く関わるので、広い視野と深い想いを持ちながら仕事をしていかなければなりません。とても責任の大きい仕事だと思う反面、こんなにやりがいのある仕事はないのではないかと感じています。自分は患者さんに対して印象に残る看護師であるとは思っていませんが、その人にとってプラスになる関わりができたらいいなと思いながら看護に取り組むことを大切にしています。例えば、自分が掛けた言葉がその人の支えになったり、自分が行ったことで心地よいと思ってもらえたりすることです。振り返ると、看護師になってよかったと思います。

患者さんやご家族と課題を共有して、一緒に考えてサポートしていく看護師を目指したい

今の目標は、目の前にある課題をしっかり解決することに力を入れていきたいと思います。ただ、これからは在宅医療の流れがこれまで以上に大きくなっていくと思います。急性期病院しか知らない看護師たちは、在宅での看護を知るきっかけを持ち、自分が主として在宅看護に携わることがなくても、知るべきだと思っています。退院支援のポイントは、患者さんやご家族の自覚を促すことが重要だと思います。本人たちの課題であるという自覚の上に、それぞれの課題に対して看護師がサポートするのが理想的であり、それを目指していきたいと思っています。それをどのように進めていくのかという課題にチャレンジしていきたいと思います。患者さんや家族は病院にいると安心です。しかし、ずっといることはできないのが現実なので、そこをきちんと説明して十分に理解していただく必要があります。説明の方法や技能は私たち個人の課題ですが、現状を把握して、その課題を共有して、一緒に考えていくことが重要です。私もこれからですが、スタッフと共にこういう問題についても一緒に考えていきたいと思います。

長期入院の友人の言葉から看護師を志したが、思うように看護出来ず悩んだ2年間

看護師 長坂絵里香

学生時代、大病を患った友人が、長期入院の後復学しました。担任の先生からは、辛い治療を思いおこすので病気の事は聞かないようにと説明があり、友人は復学してきました。復学後、丁度隣の席だった私に対し、どんなに治療が辛かったか、勉強に遅れないようどんなに勉強を頑張っていたか、みんなの話題についていけないのが辛いと堰を切ったように話す友人に対し、返す言葉も見つかりませんでした。どのように接していいのかもわからない中、たくさん話を聞いて欲しいのだろうと感じた私は出来る限り一緒にいようと決め、休み時間は常に一緒にいるようになりました。一緒に過ごす中で友人より、長い入院中は本当に寂しく、でも看護師が精神的なサポートをしてくれ、友人にもなってくれていたと話をしてくれました。その言葉を聞いた時、看護師とはどんな仕事なんだろうという強い興味が湧き、それが看護師を志すきっかけとなりました。「こども達に寄り添える」そんな看護師になりたいという思いを抱きながら、念願叶い小児科病棟に配属となりました。しかしながら現在は、やるべき事に終われ、ただただこなすだけの仕事になってしまい、患者さんに寄り添いたくても思うように出来ず、変われない自分に葛藤の毎日でした。

自身や家族の医療体験を得て、看てもらう立場になって気付かされた「家族を看るような気持ちでケアする看護」

自身の妊娠・出産、家族の病気などを通して、患者側の立場を経験したことで、看護師として相手の立場に立って考える事が出来るようになったと思います。逆の立場になると今まで見ていなかった事も見えるようになり、医療者の言葉の掛け方、表情、行動で一喜一憂する気持ちがわかるようになりました。また、相手のことを大切に思いながらケアしている気持ちは相手に伝わるのだという事も実感する事が出来ました。逆を言うと、大切にされていないと感じる対応も敏感に感じることが出来ました。
以前、患者さんに、「いきなり日常生活から離されベッドに寝かされると自分がモノのように感じる」と言われた事がありました。それからは、単に身の回りのお世話や医師の指示に従って処置をするだけでなく、家族を看るようにケアすることを心掛けるようになりました。友人が教えてくれた、「患者と看護師」としてではなく、「人間対人間」で関わる気持ちでケアをする事にこだわり続けたいと思っています。
看護師は、患者さんにとって痛みを伴う処置や治療のため制限することを指導したり、羞恥心を伴う処置を行うことが多々あります。そんな患者さんにとってストレスフルな入院生活の中で、少しでも快適に過ごし、治療に挑めるよう配慮する必要があります。そのため、私は、「1日1ギフト」1日ひとつは患者さんにとって気持ちの良いケアを提供できるように心掛けています。例えば、身体を綺麗にする、不自由を感じることなく生活できるよう身の回りの環境を整える、患者さんが笑顔になるよう関わることなどです。そして、そこに家族に接するような気持ちを添えることを忘れず看護を行なっていきたいと思っています。

母乳講座を実施しました

看護協会地区支部活動の「まちの保健室」でお世話になっている藤枝市内にある7つの子育て支援センターの職員を対象に、令和2年1月15日・17日の2日間、藤枝地区交流センターで母乳講座を実施しました。

母乳講座の様子

母乳のしくみと生理、母乳の飲ませ方のコツ、授乳方法、授乳中の食事、授乳と離乳食、卒乳についてなど、母乳の基本からお母さんによく質問される内容を具体的にアドバイス!

母乳育児のちょっとしたコツを支援センターの職員に知ってもらうことで、センターに来られたお母さんの悩みをサポートすることができます。

また、母乳育児について生活の中で気軽に相談できる場所があることは母子にとってとても心強いです。

ぬいぐるみを使って母乳についての説明をしている様子

今回、母乳育児講座を行い、受講者からたくさんの質問をいただきました。受講者の熱心な姿勢に、助産師としてこのような機会をいただいたことを大変嬉しく思いました。母子のイラストこれからも病院と地域が連携して、切れ目のない援助をすることで、母子の健やかな成長をサポートしていきたいです。

社会人から看護師になり、人間関係のやり辛さの中、同い歳の先輩の指導に感謝する今

看護師 三浦香央里

高校を卒業して短大に進み、一般企業に就職しました。しかし将来に対する明確な方向性を持っていなかったこともありすぐに辞めてしまいました。その頃看護師をしていた友人が、看護師は大変だけどやりがいがあるよと言って勧めてくれました。高校時代、興味を持ち目指そうと思ったことがありましたが、難しいと思ってやめてしまいました。チャレンジを決意して25歳で看護学校に行き、念願の看護師になることができました。看護師となり嬉しかった反面、想像以上に様々なことが大変でした。新しいことをなかなか覚えられず、また初めての患者さんとの関わり、身体状態の観察・症状や訴えからアセスメントして必要な看護を行う難しさに加えて、先輩達や一緒に働く人達との関わりにも大変さを感じました。私が社会人経験者だったことが要因の1つでした。新人の時には自分のことしか見えていなかったのですが、今、振り返ると先輩は色々と気遣って下さり、「仕事は仕事」として精一杯指導やアドバイスして下さいました。私も現在、中堅看護師として教える立場となりました。新人時代の経験が今に繋がっており、とても感謝しています。

患者さんの訴えを聞き、患者さんそれぞれに個別性のある看護を心掛けたい

看護師になって既に7年になります。私が仕事をする上で大切にしていることは、患者さんの訴えを聞き、勝手に決めつけないことです。そしてスタッフ間で情報共有して個別性のある看護を行うよう取り組んでいます。日々入退院があり様々な患者さんと関わらせて頂いています。それぞれの患者さんに合わせた対応は難しさを感じることも多々ありますが、悩んだ時には周りのスタッフと相談しながら患者さんにとって最善の看護を考えています。そのような時こそ同僚達との支えあい、助け合いのおかげで行えていることを実感します。私が呼吸器病棟に配属になり4年目のことですが、慢性肺疾患終末期60代女性の患者さんが、「最期は家で過ごしたい。」と訴えがありました。自身の身体状態を把握しており覚悟を持っているという強い意志を感じました。呼吸苦の出現時には病院の方が早急に対応でき安心ではないかと思っていましたが、患者さんの「家で過ごしたい。」という想いを尊重したいと思いました。このようなケースを経験し、退院支援がいかに大切であり、そのために患者さんの訴えを聞き、患者さんの想いがどこにあるのかを明確にすることがとても重要だと学びました。

毎日の新たな発見、学びを得て、患者さんへの関わりを通じてコツコツと成長していきたい

今は先のことはあまり考えることはせず、1日1日を大切にしていこうと思います。担当する患者さんは日々変わり、また担当した患者さん自身も日々状況が変わるので、毎日新たな発見があり、新たな学びがあります。それらを得て、患者さんへの関わりを通じてコツコツと成長していきたいと思います。現在配属されている病棟は5年目になりますが、こうして働き続けていると今後異動もあるかと思います。異動したらまた新しい分野を勉強していきたいと思います。子供と関わる仕事をしてみたいので、いつかは小児科で働くことができたらいいなと思っています。

先輩や同期の仲間、患者さんやご家族に励まされ、支えられてやりがいを感じる看護師の仕事

看護師 山崎美香

小学生の頃、マザーテレサに影響を受け、人の役に立つ仕事をしたいと思い、看護師に憧れました。その後、中学生の頃の職業体験学習を通じて、病院で働く看護師さんを見て看護師になりたいと思うようになりました。新人の頃の私は、担当する患者さんの検査・手術・診察などの段取りを決めていてもうまくいかなかったり、覚えなければならないこともたくさんあり、夢に描いていた看護師像にとは違い、心砕けることが多かったことを思い出されます。それでも、プリセプターの先輩が「今日も頑張ろうね」と日々声を掛けてくださり、夜勤前には「眠れた?一緒に頑張ろうね」とメールを頂き、その励ましに支えられて乗り越えることができました。また、同期のみんなともお互い励ましながら頑張りました。患者さんやご家族から徐々に「山崎さん」と名前で呼んでもらえるようになり、「ありがとう、山崎さんが話しかけるとお父さんの顔つきが変わるので、今日もあなたがいてくれてよかった」といったことを言ってもらえる機会が増えてくると、看護師の仕事のやりがいを感じることができるようになりました。いろいろな人の支えがあってこの仕事を今も続けられているので、本当に感謝しながら働いています。

家族の生活にも想いを寄せて、相手の立場に立って寄り添える看護を大切にしたい

私は現在、外科・形成外科・消化器内科の混合病棟でチームリーダーとして働いています手術をして元気に帰る患者さんもいれば、終末期の患者さんもいます。終末期患者の苦痛のコントロールや家族の想いを傾聴し、困ったときはチーム内、あるいは病棟スタッフで情報共有等を行い、カンファレンスを行います。また、入院後安静が必要になり、ADLが低下した患者さんや入院後寝たきりになった患者さんの退院調整をします。例えば、介護の必要になった患者さんの娘さんで、仕事を継続したい、そして、同時に夫や子どもがいるような場合、この娘さんが患者さんを看ながらすべての家族もそれぞれの生活が成り立つようにしてあげなければなりません。その娘さんに退院調整カンファレンスで、ショートステイの利用を提案し、患者さん以外の家族がリフレッシュする機会を取ってもらおうとしました。娘さんから「そんなことまで考えてくれているなんて思ってもいませんでした」と言われたことがあります。患者さんの退院後の生活を円滑にできるように、その家族の生活にも想いを寄せて、決して押し付けずに、想いを聞いて、相手の立場に立って寄り添える看護を大切にしながら仕事をしています。

患者さんをみんなで支えるという想いを共有して、スタッフ同士も支え合うチームにしていきたい

今後のチャレンジは、やはり退院調整・支援をもっと勉強していきたいと思います。具体的には家族とのコミュニケーションやサービス利用のために関わるスタッフ、病棟スタッフとの密なコミュニケーションを通じて、どのようにしたら患者さんや家族がよりよい生活を送ることができるかという視点を持って考えることができるように新しい知識を取得し、実践で活かしていきたいと思います。現在実施している昼カンファレンスを通じて、退院調整で困った患者さんがいないかなどの情報共有をし、スタッフが意見を言い合い何が必要なのかをそれぞれの考えを聞くようにしています。経験年数には関係なく、それぞれが自分の考えが言いやすいような雰囲気を作るように心掛け、お互いがそれぞれの角度で気づき合えるような役割を意識していきたいと思っています。患者さんをみんなで支えるという想いを共有して、充実した看護を提供できるように、カンファレンスを継続し、スタッフ同士も支え合うチーム作りをしていきたいと思います。

地域リンクナースが活躍中!

藤の花かんかんネット地域リンクナースが、今年も感染対策の講習を行いました。
1回目から3回目では、聖稜リハビリテーション病院のリンクナースが、正しい防護具の着脱方法を伝えました。
なかなか現場から離れることのできない介護スタッフさん達ですが、事業所で講習会を開催したこともあり、 「こんな時はどうするのですか?」等、介護の現場で起こりやすい場面をイメージして積極的な質問も聞かれました。
藤枝市内の医療や介護の現場が、同じ知識と技術を持ち、感染拡大を防ぐことを目指し、11月までに全部で13の介護事業所を訪問します。

私自身の考えや方向性を再考し、みんなに示し、前向きな気持ちで役割を果たしていきたい

看護部長 達家好美

副部長から部長になり数か月経ちましたが、初めは前部長である副院長も同じ職場にいるので正直言って切り替えができていませんでした。しかし、院内においても、院外においても私を部長として認識されていると次第に実感するようになりました。看護部門を代表して答えるべき時は、私自身の言葉で責任を持って答えなければならないので、日々、自分を律していくようになったと思います。7月頃に師長や主任、認定看護師との面談をしました。一般に、面談は面談される方が「何を聞かれるだろう、問われるだろう」という緊張感を感じながら臨むものでしょうが、私は「みんなが私を部長として見ている」という緊張感もあり、少し身構えていたように思います。面談が進むにつれて、「見られている、問われている、求められている」と感じながら話し合っていました。誰も、具体的には言いませんが、「部長、今後、どうしていきたいのですか」と問われているのだという自覚ができた機会でした。私自身の考えや方向性を再考し、みんなに示していこうと前向きな気持ちになりました。「なぜ、この人が部長なのだろう?」と思わせないように、役割をしっかり遂行して、メンバーとの信頼感を築いていこうと思います。

共有した目標に向かって、みんなで「考えたい・話し合いたい・動きたい」を大切にしていきたい

師長会の場ではみんなが同じ土俵の上で自由に発言できるようにしていきたいと考えています。副部長時代とは立場が違うので、立場を踏まえて発言するようにはしています。しかし、そういう場面でも、リーダーシップをどう取るべきなのか、いろいろと考えてしまいます。私は、「さあ、ここにこうやって向かいますよ、みなさん付いてきなさい」という先頭を走って引っ張っていくタイプではないと思っています。こんなことを言うと、頼りなく思われるかも知れませんが、「どうすればいいか一緒に考えてもらえないか、わからないことは一緒に考えてほしい」と、どちらかというとみんなで話し合うことを大切にしながら進めるタイプだと思います。タイプの話であって、そのやり方でうまくいかないことがあることもこれから経験すると思いますが、ビジョンを示し、責任は持ちつつも、共有した目標に向かってみんなで考えたい、動きたいというのが私の信条です。例えば、研修の時、メンバーが講義では一生懸命学び、討議では自分の考えを真剣に溌剌と話している表情を見るのが嬉しく思えます。一人ひとりの想いや考えを大切にしてこれからの看護部を作っていきたいと思います。

残念な結果にも次につなげるポジティブ精神で、今できることを最大限にする看護部でありたい

そこで、私は二つのことを大切にしていきたいと思います。一つ目は、楽しく仕事をしたいということです。これはモノの捉え方の問題ですが、うまくいったことは「良かったね」となりますが、問題は残念な結果になった時です。これは、仕事は人間の営みである限り、当然、残念な結果は付きものですが、そこから次に何を生み出すかということが大切になると思います。残念な結果があったから、次の「良かったね」を導いていこうという姿勢があって、そこで仕事の楽しさが増すと考えています。看護部の合言葉である「POSITIVE」を私たちの看護の質を高める姿勢にしていきたいです。もう一つは、今できることを最大限しようということです。みんな頑張っています。でも、出来・不出来の差はあり、完璧な人を見ると、コンプレックスを感じることもあるでしょう。実際はできる人を見てその人が完璧に見えるだけだと思っています。むしろ、多少の不出来は許し合い、それぞれの強みである持ち味を活かし、誰一人必要のない人がいない職場にしたいと思います。様々な個性の掛け合わせでこの職場を彩りたいと思います。そのためにも、一人ひとりが今できる最大限の力を発揮できることにこだわりたいと思っています。今、できる最大限のパフォーマンスで、目の前にいる患者さんや家族に喜んでもらえる看護部でありたいと思います。

令和元年度 第2回「藤の花かんかんネット」が開催されました

9月26日(木曜日)、今年度2回目となる「藤の花かんかんネット」では、藤枝市宮原にある「聖稜リハビリテ―ション病院」「介護保険施設 グリーンヒルズ藤枝」の施設見学を実施しました。

医師、看護師など44名の参加がありました。

リハビリ病院での患者さんを中心とした機能回復に向けた積極的なリハビリや、不安なく自宅へもどれるような生活支援や退院支援の実際が理解できました。

“チーム医療で患者さんを元気に!”

医師、リハビリ技師、看護師他、多職種でカンファレンスなどを通して連携や協働など、患者中心な医療や介護が実践されていると感じました。患者さんたちの笑顔が印象的でした。

「子育てフェスタ」に参加しました!

藤枝市の子育てフェスタ実行委員会・藤枝市保育協会が主催する「子育てフェスタ」に、静岡県看護協会地区支部事業の「まちの保健室」として、当院の助産師&看護師が参加しました。

会場は、乳幼児期の子どもの遊びが広がる「おもちゃコーナー」、体重や身長を測る「計測コーナー」、おなかの空いた赤ちゃんのための「授乳コーナー」、育児やお子さんの成長・発達、おっぱいのことなど日頃の悩みを相談するための「相談コーナー」を準備しました。


当日は、215人のお父さん・お母さんや小さなお子さんと大勢の方がお見えになりました。体重や身長を計測し、お子さんの成長を確認したり、たくさんのおもちゃを目の前にして、広々とした広間で子供たちと自由に好きなおもちゃを持って遊んだりして楽しい一時を過ごしていました。


相談コーナーでは、助産師が授乳の様子を確認ながら授乳方法のアドバイスをしたり、母乳の出が悪いと悩んでいる方には、セルフケアのやり方を説明する場面もありました。

赤ちゃんを育てていると母乳だけでなく離乳食のことや育児の悩みなど、不安になることやわからないこともたくさんあります。不安な表情で訪れた、お父さん・お母さんも、助産師や小児病棟の看護師に話を聞いてもらった後は、みなさん笑顔でお帰りになりました。

今後も、地域で子育て中のお父さん・お母さんの悩みや負担が軽減できるように、活動していきたいと思います。


今回も、静岡県立大学看護学部の学生さん達がサポートしてくれました。
看護師と一緒に、身長・体重を測定したり、子どもたちと遊んだりと大活躍でした。

「藤の花かんかんネット」地域リンクナースの育成研修会を開催しました

9月12日(木曜日)、地域リンクナースの育成研修会を開催しました。

対象圏域の看護師14名が参加しました。テーマは、「ノロウィルス感染予防と対処方法」です。

今年度で3年目を迎え、藤枝市の各圏域全体からリンクナースが誕生することになります。

研修会では、当院の感染管理認定看護師より実技を含めた体験型の研修を実施しました。参加者は、座学も実技も 真剣! 楽しく! 知識もスキルもアップできました。

誕生した地域リンクナースは、10月より地域の小規模高齢者施設へ「ノロウィルス感染予防と対処方法」の伝達講習へ派遣される計画です。