管理 のすべての投稿

母乳講座を実施しました

看護協会地区支部活動の「まちの保健室」でお世話になっている藤枝市内にある7つの子育て支援センターの職員を対象に、令和2年1月15日・17日の2日間、藤枝地区交流センターで母乳講座を実施しました。

母乳講座の様子

母乳のしくみと生理、母乳の飲ませ方のコツ、授乳方法、授乳中の食事、授乳と離乳食、卒乳についてなど、母乳の基本からお母さんによく質問される内容を具体的にアドバイス!

母乳育児のちょっとしたコツを支援センターの職員に知ってもらうことで、センターに来られたお母さんの悩みをサポートすることができます。

また、母乳育児について生活の中で気軽に相談できる場所があることは母子にとってとても心強いです。

ぬいぐるみを使って母乳についての説明をしている様子

今回、母乳育児講座を行い、受講者からたくさんの質問をいただきました。受講者の熱心な姿勢に、助産師としてこのような機会をいただいたことを大変嬉しく思いました。母子のイラストこれからも病院と地域が連携して、切れ目のない援助をすることで、母子の健やかな成長をサポートしていきたいです。

社会人から看護師になり、人間関係のやり辛さの中、同い歳の先輩の指導に感謝する今

看護師 三浦香央里

高校を卒業して短大に進み、一般企業に就職しました。しかし将来に対する明確な方向性を持っていなかったこともありすぐに辞めてしまいました。その頃看護師をしていた友人が、看護師は大変だけどやりがいがあるよと言って勧めてくれました。高校時代、興味を持ち目指そうと思ったことがありましたが、難しいと思ってやめてしまいました。チャレンジを決意して25歳で看護学校に行き、念願の看護師になることができました。看護師となり嬉しかった反面、想像以上に様々なことが大変でした。新しいことをなかなか覚えられず、また初めての患者さんとの関わり、身体状態の観察・症状や訴えからアセスメントして必要な看護を行う難しさに加えて、先輩達や一緒に働く人達との関わりにも大変さを感じました。私が社会人経験者だったことが要因の1つでした。新人の時には自分のことしか見えていなかったのですが、今、振り返ると先輩は色々と気遣って下さり、「仕事は仕事」として精一杯指導やアドバイスして下さいました。私も現在、中堅看護師として教える立場となりました。新人時代の経験が今に繋がっており、とても感謝しています。

患者さんの訴えを聞き、患者さんそれぞれに個別性のある看護を心掛けたい

看護師になって既に7年になります。私が仕事をする上で大切にしていることは、患者さんの訴えを聞き、勝手に決めつけないことです。そしてスタッフ間で情報共有して個別性のある看護を行うよう取り組んでいます。日々入退院があり様々な患者さんと関わらせて頂いています。それぞれの患者さんに合わせた対応は難しさを感じることも多々ありますが、悩んだ時には周りのスタッフと相談しながら患者さんにとって最善の看護を考えています。そのような時こそ同僚達との支えあい、助け合いのおかげで行えていることを実感します。私が呼吸器病棟に配属になり4年目のことですが、慢性肺疾患終末期60代女性の患者さんが、「最期は家で過ごしたい。」と訴えがありました。自身の身体状態を把握しており覚悟を持っているという強い意志を感じました。呼吸苦の出現時には病院の方が早急に対応でき安心ではないかと思っていましたが、患者さんの「家で過ごしたい。」という想いを尊重したいと思いました。このようなケースを経験し、退院支援がいかに大切であり、そのために患者さんの訴えを聞き、患者さんの想いがどこにあるのかを明確にすることがとても重要だと学びました。

毎日の新たな発見、学びを得て、患者さんへの関わりを通じてコツコツと成長していきたい

今は先のことはあまり考えることはせず、1日1日を大切にしていこうと思います。担当する患者さんは日々変わり、また担当した患者さん自身も日々状況が変わるので、毎日新たな発見があり、新たな学びがあります。それらを得て、患者さんへの関わりを通じてコツコツと成長していきたいと思います。現在配属されている病棟は5年目になりますが、こうして働き続けていると今後異動もあるかと思います。異動したらまた新しい分野を勉強していきたいと思います。子供と関わる仕事をしてみたいので、いつかは小児科で働くことができたらいいなと思っています。

先輩や同期の仲間、患者さんやご家族に励まされ、支えられてやりがいを感じる看護師の仕事

看護師 山崎美香

小学生の頃、マザーテレサに影響を受け、人の役に立つ仕事をしたいと思い、看護師に憧れました。その後、中学生の頃の職業体験学習を通じて、病院で働く看護師さんを見て看護師になりたいと思うようになりました。新人の頃の私は、担当する患者さんの検査・手術・診察などの段取りを決めていてもうまくいかなかったり、覚えなければならないこともたくさんあり、夢に描いていた看護師像にとは違い、心砕けることが多かったことを思い出されます。それでも、プリセプターの先輩が「今日も頑張ろうね」と日々声を掛けてくださり、夜勤前には「眠れた?一緒に頑張ろうね」とメールを頂き、その励ましに支えられて乗り越えることができました。また、同期のみんなともお互い励ましながら頑張りました。患者さんやご家族から徐々に「山崎さん」と名前で呼んでもらえるようになり、「ありがとう、山崎さんが話しかけるとお父さんの顔つきが変わるので、今日もあなたがいてくれてよかった」といったことを言ってもらえる機会が増えてくると、看護師の仕事のやりがいを感じることができるようになりました。いろいろな人の支えがあってこの仕事を今も続けられているので、本当に感謝しながら働いています。

家族の生活にも想いを寄せて、相手の立場に立って寄り添える看護を大切にしたい

私は現在、外科・形成外科・消化器内科の混合病棟でチームリーダーとして働いています手術をして元気に帰る患者さんもいれば、終末期の患者さんもいます。終末期患者の苦痛のコントロールや家族の想いを傾聴し、困ったときはチーム内、あるいは病棟スタッフで情報共有等を行い、カンファレンスを行います。また、入院後安静が必要になり、ADLが低下した患者さんや入院後寝たきりになった患者さんの退院調整をします。例えば、介護の必要になった患者さんの娘さんで、仕事を継続したい、そして、同時に夫や子どもがいるような場合、この娘さんが患者さんを看ながらすべての家族もそれぞれの生活が成り立つようにしてあげなければなりません。その娘さんに退院調整カンファレンスで、ショートステイの利用を提案し、患者さん以外の家族がリフレッシュする機会を取ってもらおうとしました。娘さんから「そんなことまで考えてくれているなんて思ってもいませんでした」と言われたことがあります。患者さんの退院後の生活を円滑にできるように、その家族の生活にも想いを寄せて、決して押し付けずに、想いを聞いて、相手の立場に立って寄り添える看護を大切にしながら仕事をしています。

患者さんをみんなで支えるという想いを共有して、スタッフ同士も支え合うチームにしていきたい

今後のチャレンジは、やはり退院調整・支援をもっと勉強していきたいと思います。具体的には家族とのコミュニケーションやサービス利用のために関わるスタッフ、病棟スタッフとの密なコミュニケーションを通じて、どのようにしたら患者さんや家族がよりよい生活を送ることができるかという視点を持って考えることができるように新しい知識を取得し、実践で活かしていきたいと思います。現在実施している昼カンファレンスを通じて、退院調整で困った患者さんがいないかなどの情報共有をし、スタッフが意見を言い合い何が必要なのかをそれぞれの考えを聞くようにしています。経験年数には関係なく、それぞれが自分の考えが言いやすいような雰囲気を作るように心掛け、お互いがそれぞれの角度で気づき合えるような役割を意識していきたいと思っています。患者さんをみんなで支えるという想いを共有して、充実した看護を提供できるように、カンファレンスを継続し、スタッフ同士も支え合うチーム作りをしていきたいと思います。

地域リンクナースが活躍中!

藤の花かんかんネット地域リンクナースが、今年も感染対策の講習を行いました。
1回目から3回目では、聖稜リハビリテーション病院のリンクナースが、正しい防護具の着脱方法を伝えました。
なかなか現場から離れることのできない介護スタッフさん達ですが、事業所で講習会を開催したこともあり、 「こんな時はどうするのですか?」等、介護の現場で起こりやすい場面をイメージして積極的な質問も聞かれました。
藤枝市内の医療や介護の現場が、同じ知識と技術を持ち、感染拡大を防ぐことを目指し、11月までに全部で13の介護事業所を訪問します。

私自身の考えや方向性を再考し、みんなに示し、前向きな気持ちで役割を果たしていきたい

看護部長 達家好美

副部長から部長になり数か月経ちましたが、初めは前部長である副院長も同じ職場にいるので正直言って切り替えができていませんでした。しかし、院内においても、院外においても私を部長として認識されていると次第に実感するようになりました。看護部門を代表して答えるべき時は、私自身の言葉で責任を持って答えなければならないので、日々、自分を律していくようになったと思います。7月頃に師長や主任、認定看護師との面談をしました。一般に、面談は面談される方が「何を聞かれるだろう、問われるだろう」という緊張感を感じながら臨むものでしょうが、私は「みんなが私を部長として見ている」という緊張感もあり、少し身構えていたように思います。面談が進むにつれて、「見られている、問われている、求められている」と感じながら話し合っていました。誰も、具体的には言いませんが、「部長、今後、どうしていきたいのですか」と問われているのだという自覚ができた機会でした。私自身の考えや方向性を再考し、みんなに示していこうと前向きな気持ちになりました。「なぜ、この人が部長なのだろう?」と思わせないように、役割をしっかり遂行して、メンバーとの信頼感を築いていこうと思います。

共有した目標に向かって、みんなで「考えたい・話し合いたい・動きたい」を大切にしていきたい

師長会の場ではみんなが同じ土俵の上で自由に発言できるようにしていきたいと考えています。副部長時代とは立場が違うので、立場を踏まえて発言するようにはしています。しかし、そういう場面でも、リーダーシップをどう取るべきなのか、いろいろと考えてしまいます。私は、「さあ、ここにこうやって向かいますよ、みなさん付いてきなさい」という先頭を走って引っ張っていくタイプではないと思っています。こんなことを言うと、頼りなく思われるかも知れませんが、「どうすればいいか一緒に考えてもらえないか、わからないことは一緒に考えてほしい」と、どちらかというとみんなで話し合うことを大切にしながら進めるタイプだと思います。タイプの話であって、そのやり方でうまくいかないことがあることもこれから経験すると思いますが、ビジョンを示し、責任は持ちつつも、共有した目標に向かってみんなで考えたい、動きたいというのが私の信条です。例えば、研修の時、メンバーが講義では一生懸命学び、討議では自分の考えを真剣に溌剌と話している表情を見るのが嬉しく思えます。一人ひとりの想いや考えを大切にしてこれからの看護部を作っていきたいと思います。

残念な結果にも次につなげるポジティブ精神で、今できることを最大限にする看護部でありたい

そこで、私は二つのことを大切にしていきたいと思います。一つ目は、楽しく仕事をしたいということです。これはモノの捉え方の問題ですが、うまくいったことは「良かったね」となりますが、問題は残念な結果になった時です。これは、仕事は人間の営みである限り、当然、残念な結果は付きものですが、そこから次に何を生み出すかということが大切になると思います。残念な結果があったから、次の「良かったね」を導いていこうという姿勢があって、そこで仕事の楽しさが増すと考えています。看護部の合言葉である「POSITIVE」を私たちの看護の質を高める姿勢にしていきたいです。もう一つは、今できることを最大限しようということです。みんな頑張っています。でも、出来・不出来の差はあり、完璧な人を見ると、コンプレックスを感じることもあるでしょう。実際はできる人を見てその人が完璧に見えるだけだと思っています。むしろ、多少の不出来は許し合い、それぞれの強みである持ち味を活かし、誰一人必要のない人がいない職場にしたいと思います。様々な個性の掛け合わせでこの職場を彩りたいと思います。そのためにも、一人ひとりが今できる最大限の力を発揮できることにこだわりたいと思っています。今、できる最大限のパフォーマンスで、目の前にいる患者さんや家族に喜んでもらえる看護部でありたいと思います。

令和元年度 第2回「藤の花かんかんネット」が開催されました

9月26日(木曜日)、今年度2回目となる「藤の花かんかんネット」では、藤枝市宮原にある「聖稜リハビリテ―ション病院」「介護保険施設 グリーンヒルズ藤枝」の施設見学を実施しました。

医師、看護師など44名の参加がありました。

リハビリ病院での患者さんを中心とした機能回復に向けた積極的なリハビリや、不安なく自宅へもどれるような生活支援や退院支援の実際が理解できました。

“チーム医療で患者さんを元気に!”

医師、リハビリ技師、看護師他、多職種でカンファレンスなどを通して連携や協働など、患者中心な医療や介護が実践されていると感じました。患者さんたちの笑顔が印象的でした。

「子育てフェスタ」に参加しました!

藤枝市の子育てフェスタ実行委員会・藤枝市保育協会が主催する「子育てフェスタ」に、静岡県看護協会地区支部事業の「まちの保健室」として、当院の助産師&看護師が参加しました。

会場は、乳幼児期の子どもの遊びが広がる「おもちゃコーナー」、体重や身長を測る「計測コーナー」、おなかの空いた赤ちゃんのための「授乳コーナー」、育児やお子さんの成長・発達、おっぱいのことなど日頃の悩みを相談するための「相談コーナー」を準備しました。


当日は、215人のお父さん・お母さんや小さなお子さんと大勢の方がお見えになりました。体重や身長を計測し、お子さんの成長を確認したり、たくさんのおもちゃを目の前にして、広々とした広間で子供たちと自由に好きなおもちゃを持って遊んだりして楽しい一時を過ごしていました。


相談コーナーでは、助産師が授乳の様子を確認ながら授乳方法のアドバイスをしたり、母乳の出が悪いと悩んでいる方には、セルフケアのやり方を説明する場面もありました。

赤ちゃんを育てていると母乳だけでなく離乳食のことや育児の悩みなど、不安になることやわからないこともたくさんあります。不安な表情で訪れた、お父さん・お母さんも、助産師や小児病棟の看護師に話を聞いてもらった後は、みなさん笑顔でお帰りになりました。

今後も、地域で子育て中のお父さん・お母さんの悩みや負担が軽減できるように、活動していきたいと思います。


今回も、静岡県立大学看護学部の学生さん達がサポートしてくれました。
看護師と一緒に、身長・体重を測定したり、子どもたちと遊んだりと大活躍でした。

「藤の花かんかんネット」地域リンクナースの育成研修会を開催しました

9月12日(木曜日)、地域リンクナースの育成研修会を開催しました。

対象圏域の看護師14名が参加しました。テーマは、「ノロウィルス感染予防と対処方法」です。

今年度で3年目を迎え、藤枝市の各圏域全体からリンクナースが誕生することになります。

研修会では、当院の感染管理認定看護師より実技を含めた体験型の研修を実施しました。参加者は、座学も実技も 真剣! 楽しく! 知識もスキルもアップできました。

誕生した地域リンクナースは、10月より地域の小規模高齢者施設へ「ノロウィルス感染予防と対処方法」の伝達講習へ派遣される計画です。

あわただしさの中にも患者・家族の先を見据えた看護をし、いい形で病棟に引き継ぎたい

救命救急センター
師長 小林綾乃

私たち救命救急センターには重症患者さんが多く、自身ではコミュニケーションが取れないとこともよくあります。しかも、在院日数が平均5日程度、場合によっては1~2日といった短い時間の中で、いかに看護を実践していくかということが大切になります。病棟のようにじっくり付き添う看護ができないのが現実です。そこで、私たちが大切にしているのは、家族との関わりです。家族への対応一つで患者さんのことはかなり見えてきます。病態を診て、医師の指示に基づき仕事をしますが、その中で、患者の生活、動き、健康状態を看て、知り得る情報をスタッフ間で、また家族と共有するようにしています。患者さんがよくなることもあれば、突然悪くなることがあるので、日々家族のケアも大切にしています。また、現在の医療は入院期間が短く、その中に救急での日数も含まれるため、初めの第一歩を強く意識しています。それは、私たちがあわただしさの中にも先を見据えた看護をし、病棟にバトンタッチをするということです。例えば、患者さんの状態によっては、ソーシャルワーカーやケアマネジャーを入れて退院を見据えた準備をしておいてはどうかといったことを、私たちの段階で判断することで、引き継がれた病棟の看護師の仕事はやりやすくなり、結果的に看護の質の向上に繋がると考えています。

得意や弱点が違うことを認め合い、補い合い、共に高め合えるような職場にしたい

私たちの部署は、様々な部署を経験した人たちで構成されています。病棟、ICU、救急外来と様々です。例えば、ICUを経験してきた看護師は患者さんと深くかかわるのが得意です。一方、病棟を経験してきた看護師は全体を見るのが得意です。それぞれには強みがあり、弱みもあります。私はこの違いを尊重した部署にしていきたいと考えています。お互いに苦手なこと、不得手なことを指摘し合うのではなく、認め合い、補い合うこと、それを通じて共に高め合えるようにしたいと考えています。その中で、私が意識していることは、スタッフが構えず、自分の考えを言いやすい雰囲気を作ることです。例えば、上司と話す時にはついメンバーは構えてしまうものです。カンファレンスでも上司がいるとやはり構えてしまいます。それは当然のことで、こちらが配慮すべきことだと考えています。私は、個別で話す時はできるだけ雑談を入れ、カンファレンスの時は私が三枚目の役割を意識するようにしています。要は、言葉を装わせず、いい話がどんどん出てくるように工夫しています。また、私たちの部署では次に出勤してきた時に、昨日までいた患者さんがもういないということは多々あります。そんな時、私が患者さんからの情報を得て、「ありがとうと言ってらっしゃったわ」「ご家族があなたにお礼を言っといてと仰っていた」といったちょっとした言葉をメンバーに伝えるようにしています。あわただしさの中に看護のやりがいを感じてほしいからです。

患者さんにとって良いことだと思うことには遠慮せずに意見を言える環境づくりをしていきたい

一緒にこの部署を作ってくれている主任は私にとって心強い二人です。ICU経験者で二人の知識や経験がメンバーにも心強いようです。メンバーの得意なことが違うように、モチベーションも様々です。そのモチベーションをどう高めるか、それは、メンバーの存在価値を周知・共有する機会を私たちがいかに意識して作っていくかだと考えています。メンバーに看護を楽しんでもらいたい、喜びを分かち合ってもらいたい、それがあっての部署運営だと考えているからです。例えば、主任が夜勤で一緒だった看護師の行動や機転をみんなの前で褒めたらどうでしょう。その看護師はそれが自信になりますし、他の看護師には学びになります。いいことをすれば褒める、称えるのが自然という部署を目指し、今以上に「ありがとね」が自然に出るような部署にしていきたいと考えています。そして、多職種との関わりの中で、看護師が患者さんのことについて、これは良いことだと思うことには遠慮せずに意見を言える環境づくりをしていきたいと思います。また、同時に医師やコメディカルに対しても堂々と意見が言える看護師育成をしていきたいと思います。それもまた私たちの看護だと考えるからです。

「まちの保健室」で子育ての相談・支援を行ってきました!

こころやからだの気になることや悩みを、看護職に気軽に相談できる場として、静岡県看護協会地区支部事業の「まちの保健室」があります。

今回、当院から2名の看護職(助産師・看護師)を藤枝地区交流センター 藤枝子ども広場に派遣し、子育ての相談・支援を行ってきました。

子供たちと一緒に遊びながら、お母さんの悩みや思いを「そうそう、わかる、わかる〜!」と語り合うことで、「私だけじゃないね、みんな同じだね。あ~少し気持ちが楽になった。」などの言葉が聞かれました。


また、当院で出産されたお母さんとも再開し、出産後の経過が良好か、育児で困っていることはないかなどの話をしながら、ワンポイントアドバイスをさせてもらう機会となりました。

子育ての悩みは成長とともにどんどん変化していきます。これからも、このような場面を活かして、お母さんの気持ちが少しでも軽くなり、明るい笑顔が増えるようなお手伝いができればと思います。

「藤の花かんかんネット」開催

5月21日(火曜日)、令和第1回目の「藤の花かんかんネット」の会が、当院を含め5病院 10事業所40名の参加者で開催されました。

第1部は、今回初めて参加する方もいらっしゃいましたので、まず自己紹介を行いました。そして、2017年からの活動実績を確認しながら今年度の計画について意見交換を行いました。

今年度は、他院の施設見学やアドバンス・ケア・プランニング研修、事例検討会そして、地域のリンクナースの育成とフォロー研修などの活動を行っていく予定です。


第2部は「フィジカルアセスメント」について、特定行為研修を修了した中山看護師の講義を行いました。

看護師はフィジカルアセスメントを行い、患者さんあるいは利用者さんの状態を把握し、緊急性の有無の判断や必要とされる看護ケアを提供することが求められます。

今回の研修を活かし、あらゆる場面でより質の高い看護を提供していきたいと思います。

医療を受ける場は、病状により、高度急性期・急性期・回復期・慢性期の機能をもつ病院、診療所や施設、在宅医療と広がり、そんな中で、看護師の果たすべき役割は益々大きくなっています。

特に、患者さんや利用者さんに必要なケアを実践し療養生活を支えるためには、それぞれの場の看護師同士が連携するしくみは重要です。

今後も「藤の花かんかんネット」を活用し連携を図り、地域医療に貢献していきたいと考えます。

「目指していた看護師とは」と悩みつつ、日々の積み重ねの中で見えてきた看護の楽しみと喜び

看護師 奥村英人
子どもの頃から、病院に行くと、看護師さんの対応に優しさや頼りがいを感じていました。高校で介護福祉士資格の取得を目指し、卒業して資格を取得したのちに、看護師を目指して看護学校に進学したのも、そういう背景があったと思います。そして、患者さんにしっかり寄り添える看護師を目指して勉強してきましたが、実際に看護師になると、目の前の業務で手一杯になり、寄り添うどころではありませんでした。目指していた看護師とはこんなことなのかと考える毎日でした。特に、重症度の高い患者さんの対応をしていたので、自分は向いていないんじゃないかと考えるようになりました。しかし、逃げたくない!悶々としながらも、一歩ずつ月日を重ねる中で、手応えを得られるようになりました。退院支援をする上で、患者さんの自宅での生活まで全体を考え、よりよい生活を送るために多職種と連携し、自分の意見が言えるようになってから、仕事が楽しく感じるようになってきました。患者さんの悩みや考えもしっかり理解するように心掛け、必要な知識の習得に努め、じっくり考えることは看護をする者の喜びだと思います。

仕事は役立てる機会を得ているという認識なので、患者さんを尊重して寄り添う看護師でいたい

看護師になり、13年目ですが、振り返ると忙しい時はつい自分に奢りが出るもので、常に奢りのない看護を心掛けるようにしています。私は、根本は患者さんに看護をさせて頂いているという考えで役立てる機会を得ていると認識しています。患者さんを尊重し、言葉遣いはとても気に掛けているつもりです。特に、高齢者の方は人生の先輩であり、関わりの中でこちらが学ばせて頂いていることは本当にたくさんあります。その人の生きてきたプロセスを大事にして関わっていくことにこだわっています。現在は、手術室で勤務していますが、全身麻酔の患者さんとは手術中にコミュニケーションは取ることができません。そこで、患者さんの気持ちを和らげることを大切に関わるようにしています。例えば、術前訪問では、患者さんと目線を合わせ、手術の説明も順序だてて、話すスピードやトーンを患者さんの表情を見ながら接するようにしています。また、術後訪問でも、患者さんの不安を取り除けるように手術を振り返り、寄り添うことを心掛けています。もちろん、局部麻酔の患者さんとも、手術中、表情も注意しながら、距離感を近くし、少しでも気持ちを和らげることを意識するのは忘れません。

手術室看護でもっとできることを探しつつも、将来は救急で急変した患者さんを救えるようになりたい

手術室の仕事にもかなり慣れてきましたが、手術室看護で自分にできることはないかと常々思っています。何といっても、患者さんは一人ひとり、性格も違えば、価値観も違う。また、生活習慣も違えば、家族構成、職業も違います。患者さんを尊重し、もっと自分にできることはないかと意識して、看護の質を向上させていきたいと思います。それと、病棟で6年、手術室で6年の経験を得たので、救急の勉強をいずれしてみたいという思いがあります。患者さんが急変した時に、自分がどれだけ考えて対応できるのかということへのチャレンジです。命の現場で、患者さんを救いたい。そんな看護もしてみたいと思っています。